社会保険労務士業、経営コンサルティング業、リサーチ業で人事労務分野をはじめとした経営改善に貢献します。

お問い合わせ

03-5829-9682

メニュー
労働安全衛生

熱中症の予防について

今日から6月になりましたが、熱中症による労災死亡事故は6月から9月に集中していると言われています。そのようなこともあってか、今日の厚生労働省公式twitterでも熱中症予防の呼びかけに関するツイートが見られました。

良い機会だと思い、熱中症について少し調べてみると、環境省が昨年作成した資料に行きあたりました。

先ほど触れた労災死亡事故件数については、48頁に触れられており、例年20名前後の方が亡くなっているようです。観測史上最高を記録した2010年は、47名もの方が亡くなっています。

業務中の熱中症に特徴的なことは、就業時間中に自発的に休憩を取りづらいことが多く、無理をしてしまいがちとのことですので

手元に水分や塩分を補給できるようにしておく
温度や湿度などの作業環境をこまめにチェックする
といった対策をすることが重要ではないかと思います。

また、労働者本人の体調によっては、熱中症発症のリスクが高まりますので、例えば二日酔いをしないように日ごろから言っておくことが大切でしょう。