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労働安全衛生

平成28年の労災発生状況が公表されました

厚生労働省から平成28年の労働災害発生状況が公表されました。

【厚生労働省Webサイト】平成28年の労働災害発生状況を公表

以下は私なりに状況をまとめた内容です。特に第三次産業(小売、飲食、社会福祉施設)について着目しました。

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死亡災害は減少傾向である。
死亡災害については、第12次労働災害防止計画の目標水準を達成している。

一方、死傷災害は、長期的には減少傾向が続いているが、小売業、社会福祉施設、飲食店(第三次産業)で増加したことが影響し、全体として前年をわずかではあるが上回った。

第三次産業の死傷者数は割合で前年比3.2%の増加となった。第12次労働災害防止計画の前年である平成24年の水準を上回った。
事故の型別についてみると、いずれの業種も「転倒」が多かった。また、社会福祉施設では、腰痛等の「動作の反動・無理な動作」が最も多く、増加を続いていた。
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製造業や建設業で死亡災害が減少し、重篤な災害が減少している一方、第三次産業を中心に死傷災害については、長期的には減少のペースが鈍化しているといえ、最近の10年程度を見ると改善されていないと言えそうです。

第三次産業の事故の型別で転倒が多いということについては、整理整頓で物品を整理保管することや、清掃の徹底による水や油の除去で防げる部分もあるのではないでしょうか。普段の管理でできるところから改善し、安全で快適な職場を形作ることが大切なように思います。