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競争戦略のブログ記事
平成28年度第二次補正予算による小規模事業者持続化補助金は、今年の1月に募集を締め切り、3月中旬に採択事業者が公表されました。ところが、4月14日に追加公募が公表されました。
この補助金は、小規模事業者が販路開拓(e.g.Webサイト構築、展示会出展、パンフレット作成)を行った際に受給できる補助金として、大変人気があります。


応募期間は5月31日までです。

当初の公募と異なる点は、まず第一に、補助上限が100万円に増額される4つの措置が追加公募では実施されないことです。但し、買い物弱者対策に限っては、補助上限は50万円であるものの、車両購入費が特別に認められています。

二つ目の変更点は、代表者の年齢が満60歳以上の場合、事業承継診断票(様式6)の交付を地元の商工会議所から受けて、応募の際に提出することが必要である点です。これに伴って応募者全員について、代表者の年齢を証明する書類の写しを添付する必要があります。

特に二つ目については、商工会議所から書類の交付を受ける必要があるため、対象となる方は早めに対応をした方がよいでしょう。

「そして、今や、ライバルはLINEなんです」と江口さんは強調します。若者にとって大事なのはコミュニケーションツール、つまり、話題になっているもの、ネタにできるものです。スナック菓子にとっては、コンビニのレジ前のドーナツと同じくらい、手頃な値段のLINEスタンプは競合品になっています。

自社のライバル製品が、思いもよらぬ分野の製品・サービスであることは、言われてみればよくわかるのですが、なかなか気づかないものだと思います。

経営学者のM. E. Porterは『競争の戦略』のなかで、業界の構造分析方法を提示しています。業界の競争状況を決定するアクターとして、
  1. 新規参入業者
  2. 同業の競争相手
  3. 代替品業界
  4. 買い手
  5. 供給業者
の5つを挙げています。よく「ファイブ・フォース分析」と言われる手法です。
ポテトチップスのライバルがLINEスタンプであるという考え方は、3の代替品が該当するでしょう。

他の業界が提供する製品やサービスが、自社の提供するものと同等の機能を満たすときには、一見まったく異なるものであっても、競合製品・サービスとなりえます。

若者にとって、「仲間内での話題を提供してくれる」という機能は、LINEスタンプであっても、桃味のポテトチップでも同じだということになるでしょう。

ファイブ・フォース分析を使ったことはないと豪語する方もいらっしゃるようですが、私は使い方次第で有用な手法だと思います。
企業の環境(内部も外部も両方)分析をする場合、私が最もよく使うのはSWOT分析ですが、外部環境分析をさらに詳しく行いたい場合は、この手法を使うことがあります。